基本情報

対戦相手

日立製作所

試合日時2019年6月3日(月) 12:00
球場

日立市民球場
茨城県日立市中成沢町4丁目19−1

スコア

ヒット数 4 1 2 1 0 1 1 0 1 11
日立製作所 2 1 0 0 0 0 0 0 0 3
十一 十二
エイジェック 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
ヒット数 2 0 0 0 0 1 2 2 1 8

Batter

打順 位置 氏名 打席 打数 安打 得点 単打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 犠飛打 四死球 盗塁 三振 失策
1 名原 4 3 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0
2 楢原 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
H 河村 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 帷子 4 4 3 1 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0
4 椿 4 3 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 1 0
5 新井 勝 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2 0
6 高上 4 4 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0
7 栁沼 3 3 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
H 1 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 新井 仁 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
H三 下東 2 1 1 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0
9 小川 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
H捕 松浦 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
H 川相 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
TOTAL 36 32 8 2 7 1 0 0 2 2 2 0 9 0

Pitcher

氏名 勝敗 回数 打者 打数 球数 被安打 被本 犠飛打 四球 死球 奪三振 暴投 失点 自責点
安藤 2/3 5 4 23 2 1 0 1 0 0 0 2 2
大黒 1 1/3 7 7 20 4 1 0 0 0 1 0 1 1
町田 3 2/3 13 10 50 2 0 2 1 0 0 0 0 0
牧野 3 1/3 14 13 46 3 0 0 1 0 2 0 0 0
TOTAL 9 39 34 11 2 2 3 0 3 0 3 3

5月11日(土)より始まった都市対抗野球大会 栃木予選を第1代表で勝ち進み迎えた北関東大会。初戦の相手は茨城第3代表のJR水戸。この日先発を託されたのは大正大から入社した新人の大黒。1点リードの3回表に内野安打と自らのエラーで無死満塁のピンチを招いてしまう。ここでJR水戸はスクイズを試みるがなんと3重殺に切って取る。うまく流れに乗ったエイジェックは3回裏に東海大から入社した新人の栁沼の2点本塁打、4回には国際武道大から入社した新人の高上にもソロ本塁打が飛び出し一挙7得点をあげた。落ち着きを取り戻した大黒は6回を投げ切り初戦の大役を果たした。

第1代表決定トーナメント準決勝で対戦となったのは、5月の東北大会で優勝し茨城第1代表の日本製鉄鹿島。エイジェックの先発は直前のOP戦で好投を見せた敬愛大から入社した新人の石毛。一方で日本製鉄鹿島は左腕の能間投手。(初の大役で緊張があったと)石毛は立ち上がりに制球に苦しみ思い通りの投球ができない。鹿島の粘り強い打線に掴まり透かさず町田にスイッチ。しかし頼みの町田も後続を断てず中部学院大から入社した新人の井上にスイッチ。サイドスローからの力強い真っ直ぐを中心になんとか後続を切り抜けたが5回までに8得点を許し厳しい展開となった。打線は能間投手の完璧な投球を前に翻弄され完全試合を喫し敗戦となった。

あとがなくなり迎えた第2代表決定戦トーナメントの初戦は栃木第2代表の全足利クラブ。この日の先発はベテランの牧野。7回途中までを被安打4に封じる投球でエイジェックに勝ちを引き寄せる投球を見せた。打線は5回に一挙4得点を奪い翌日のSUBARU戦へと繋げた。

第2代表決定戦をかけた試合は群馬第1代表のSUBARUとなった。この日先発を託されたのは連日の試合でリリーフながら好投を見せていた白鷗大から入社した新人の安藤。エイジェックは初回に相手のミスにつけこみ椿の犠牲フライで1点を先制。しかし3回に安藤が9番の遠藤選手にソロ本塁打、後続にも得点圏までランナーを許したところで井上にスイッチ。力強い真っ直ぐでバットをへし折るもセンター前に落ちるタイムリーで逆転とされた。
逆転された直後の4回表の攻撃。先頭の中央学院大から入社した4番椿がライトポール直撃の同点となるソロ本塁打を放ち2-2の同点とするが、すぐさまSUBARUに1点勝ち越され5回終わって2-3とビハインドの展開となった。
これ以上の失点が許されないエイジェックは井上から町田にスイッチ。ここで町田が4回1/3を無失点に抑える投球で流れを引き寄せた。同点に追いつきたいエイジェックは7回に連打で無死1・3塁のチャンスを作ると白鷗大から入社した新人の9番の小川が同点に追いつくスクイズを見事に決め同点とした。8回には国士舘大から入社した新井勝徳のタイムリーで突き放しSUBARU相手に6-3と勝利を収め第2代表決定戦へと駒を進めた。

2019年6月3日(月)、初の都市対抗野球大会の参戦で代表決定戦まで上りつめたエイジェックは第2代表をかけ日立製作所との対戦を迎えた。負けられない一戦で先発を託されたのは今大会全てに登板した安藤。初回に2番の岩崎選手に安打を許し2死2塁となり迎えるは日立製作所4番の田中選手。2球目のスライダーを完璧に捉えられ2点本塁打を浴び先制を許してしまう。日立の強力な打線にこれ以上突き放されたくないエイジェックは初回に先頭の東京農業大から入社した新人の名原が四球で出塁すると3番の帷子が2塁打を放ち1死2・3塁のチャンスを作る。ここで4番の椿がしっかり犠牲フライを放ち1点を返すことに成功。6番の高上がセンターへタイムリーを放ち2-2の同点に追いつきゲームは振り出しに戻った。
今大会を通じて早めに継投策を投じてきたエイジェックは安藤から大黒にスイッチ。2回に9番に座る吉田選手に勝ち越しとなるソロ本塁打を放ち2-3とされる。日立は先発の西澤投手から樋口投手にスイッチ。樋口投手のコーナーをつくカットボールとツーシームに翻弄され要所で三振に抑えられる。エイジェックは3回から町田、6回途中から牧野を投じて日立打線を0に抑える粘りの投球で流れを渡さない。何とか食らいつき同点に追いつきたいエイジェックは7回と8回に得点圏にランナーを置くもあと一本が出ない。1点ビハインドで迎えた9回裏。1死から栁沼に代わり代打の梵がバッターボックスへ。岡投手のスライダーを捉えレフトフェンス直撃の安打を放ち同点のランナーとして出塁。送りバンドで2死2塁としエイジェックは代打に主将の川相を送った。ベンチ、スタンドからは悲鳴と怒号に包まれた声援が送れられたが結果は三振となり第2代表を日立製作所に譲った。

あと1勝、あと1点が遠く力の差を肌で感じる試合となった。都市対抗野球での借りは都市対抗野球でしか返せない。来年こそは代表権を勝ち取るべくこれからの躍進に期待したい。

試合結果一覧へ戻る

日本野球連盟